ブリリアントフュージョン採用のドラゴンリンク。展開と、応戦するGについても少し
この記事をご覧に訪問していただきありがとうございます。
ドラゴンリンクについて構築を少しやってみて、実践で使ってみたので、纏めてみました。
- はじめに
- ドラゴンリンクについて
- 構築
- 展開について
- 応戦するGの対策
の順番で話していきたいと思います
お付き合い頂ければと思います。
1.はじめに
私は前期、スクラップゴーレム・ジェネクスウンディーネ採用のイヴ型の幻影オルフェゴールを使っていました。
そこで、幻影オルフェゴールに代わる強力な展開デッキを続けて触りたいとの思いから、ドラゴンリンクに手を出しました。
今回は、常々使えるギミックだと感じていたブリリアントフュージョンを採用したドラゴンリンクで公認大会に出てきたので、その所感と、ちょっと話題になっている応戦するGについて思ったことを書いていきます。
2.ドラゴンリンクについて
ドラゴンリンクは輝光竜 ( きこうりゅう ) セイファートというカードが登場し、最強の初動かつ展開補助になることが確約されています。
今のうちに握って練習しておこうと思った理由として、セイファートが登場する前の今が最もちょうどよい時期だったということもあります。
《
輝光竜 セイファート》効果モンスター 星4/光属性/ドラゴン族/攻1800/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、ドラゴン族モンスターを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。墓地へ送ったモンスターの元々のレベルの合計と同じレベルを持つドラゴン族モンスター1体をデッキから手札に加える。 (2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の光・闇属性のドラゴン族・レベル8モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
(遊戯王カードwikiより)
ドラゴンリンクは守護竜リンクの登場から、用意できる妨害数の多さとその展開の簡潔さで注目を集めていました。
星杯の神子イヴから、星遺物の守護竜につなげ、そこから守護竜エルピィ、ピスティ、アガーペインを通じてリンク数を稼ぎ、アビスなどの妨害を供給するといって展開が話題になっていたのを覚えています。
さらに、召命の神弓-アポロウーサの登場で、最終盤面を簡単に補強できるようになりました。
この次には展開を補助するセイファートも来るため、デッキパワーを引き続き高めている今最も熱いデッキだと思います。
なんといっても展開が通る=勝ちというメリットが非常に魅力的です。
3.構築
公認
— クルーシャ (@omnizone_omega) 2019年6月22日
使用:ドラゴンリンク
芝カオスサンドラ🎲× 先× 先◯ 後◯
セフィラ🎲◯ 先◯ 後× 先◯
オルターガイスト 🎲◯ 先◯ 後× 先◯
ブリリアントいれてるおかげで初動に誘発を食らってもよく、ウーサへ最初から到達できるので感触とてもよかったです。ハンド補充もよきでした。
指名者の678枚目です pic.twitter.com/LDpiLNAFe4
構築としては、1枚初動となるオヴィラプター、ドラコネットを展開の主眼としているため、それを基にしたカード選択でデッキを組んでいきました。
後述いたしますが、このデッキは星遺物の守護竜を必要としていないため、イヴにうららやヴェーラー、無限泡影を投げられても痛くもかゆくもないです。
そのため、イヴかハリファイバーにしか誘発を撃つところがないというのが使ってて非常に気持ちよかったです。
今回、 6ハンデスを行うためのPSYフレームロード・Ωを採用せずブリリアントフュージョンの採用に踏み切ったのは、なんとしてでも先にアポロウーサを立ててから(誘発ケアを行ってから)展開を行いたいということ、そして初動に対する相手の誘発を貫通する札として最もブリリアントフュージョンが優れていると考えたためです。
予想GUYと、カーボネドンのかみ合いにより、光属性ドラゴン族通常モンスターとして、ギャラクシーサーペントとアレキサンドライトドラゴンを採用していますが、これらにブリリアントフュージョンが触れる上に、ハンドに余裕があればエルピィへの泡影を警戒して、先にエクリプスワイバーンを墓地に落とせたりと非常に使い勝手のいい誘発貫通カードでした。
次に、今回の構築で採用カードについて感じた部分をまとめていきます。
【ドラコネット】【魂喰いオヴィラプター】
一枚でイヴをシンクロ召喚するために必要なカード達です。
このカードパワーのおかげでこのデッキの核となるイヴに容易にアクセスすることができます。
魂喰いオヴィラプターはドラコネットに次ぐゴミの少なさと、貫通のし易さから今回一枚でイヴギミックに活用しました。
このカードを採用することで生じるメリットは、おろかな埋葬をそのまま貫通札として、かつイヴに直接つながるカードとして使えるところです。
このデッキは初動にしか誘発を投げる場面が現れてこない関係上、初動に誘発を撃たれたときにいかに貫通しやすくデッキを組むかが重要だと思っているので、オヴィラプターは非常に使い勝手が良かったです。
【暗黒竜 コラプサーペント】【輝白竜 ワイバースター】
一体でリンク2体になれる素晴らしきカード達です。
ハリファイバーやイヴの素材にするとチェーンの関係から、本体をうさぎから守れるので非常に有用なカードでした。
リンク素材にすると手札のアド損がないため、ガンブラーハンデスを行う上で、非常に役立つカードでした。
しかし、クイックリボルブ(闇モンスターの墓地への供給)、予想GUY,ブリリアントフュージョン(光モンスターの墓地への供給)を絡めていないと初動から貫通札としては使いづらい印象を覚えたため、光や闇属性のssモンスターの採用を増やすか、コラプサーペントの枚数を1にした方がいいのかなと感じています。
この判断はエキストラの守護竜たちがみな闇属性のため、ワイバースターに比べ腐りやすいという部分が大きいです。
【クイック・リボルブ】【予想GUY】
デッキからドラゴン族モンスターをssできると書いてある異常なカード達。
クイックリボルブは発動条件に何も左右されないため、オヴィラプターを初動とする動きではデッキからヴァレットシンクロンを特殊召喚出来たりと、比較的誘発貫通に使いやすいカードでした。
予想GUYは初動からモンスター数を増やすことで、イヴへうさぎやγを当てられても、アポロウーサやハリファイバーへつなげられるので、こちらもかなりかみ合いが良かったです。
ドラコネットとオヴィラプター(カーボネドン)を採用しているため、通常モンスターの採用が3にまで増えているのですが、それらを有効活用できる予想GUYがあってこそデッキとして成り立っていると言えます。
この2枚は、前述したカオス2体の召喚条件を満たせる光と闇のモンスターの供給源でもあり、デッキの潤滑油といえます。
【ブリリアントフュージョン】
一枚でハリファイバーかつ、オヴィラプター始動の場合には、うららや無効系を投げられたとしてもそのまま貫通することができる素晴らしいカードです。
ドラコネットに使う守護竜ユスティアはギャラクシーサーペントで置換できるため、メインにゴミを一枚いれれば使用できます。
(レベル4モンスター+ブリリアントフュージョンであればハリファイバーからジェットシンクロンを持ってきて、そのままレベル4と混ぜてイヴを作れます。)
ドラコネットに誘発を投げられた場合には、ブリリアントフュージョンの他にもう一枚ssできるカードが必要です。
このカードも光属性に触るため、カオスの召喚条件の手助けをしているカードです。
一枚でリンク2になれるため、ハリファイバーss効果チェーン①墓地のイヴのss効果チェーン②に対して、イヴにマイスターやうらら、ハリファイバーにヴェーラーや泡影を当てられた場合でも、ブリリアントフュージョン一枚から解決できます。
また、通常召喚権を増やせるカードでもあるため、ドラコネットの複数引きや、オヴィラプター+ドラコネットのような手札で、初動に誘発を撃たれても強力に貫通を行うことができます。
唯一の弱点は最弱モンスターである奴をデッキ内に入れないといけないことです。
せめて奴がチューナーなら何の問題も無かったのに...
【要らないかもしれないと思ったカード】
星遺物 を継 ぐもの
このカードは守護竜を引いているときにアド損なしで、手札を回しガンブラーを使用するためには不可欠かなと思っていましたが、このカードの素引きが直接貫通に繋がらない(イヴスタートのためリンクマーカーが用意できない)ため、初手にこのカードを抱える邪魔さを考慮して要らないかもしれないと思いました。
4.展開について
基本展開はイヴ一枚からスタートします。
僕は、イヴ一枚初動からできれば6ハンデスを目指したいと思っていますが、どうしてもアポロウーサをはじめに出さなければ弱いと思っています。
そのため、以下の展開を基準としつつ、手札次第で、リンク数を増やしつつドラグニティをスリーバーストや、ガンブラーに成長させ、ハンデスをするようにしています。
つまり、イヴ+モンスター2体で3ハンデス、3ウーサ、サベージ、アビス、タイタニックが立つと言えます。
そのため1枚からサーチ、モンスターの供給をこなせるコラプサーペントやワイバースターはリンク2分の働きと、手札補充を兼ね備えており、非常に扱いがっての良いカードでした。
最も基準となる展開ルートはこのようになっています。
基準展開
— クルーシャ (@omnizone_omega) 2019年6月22日
ドラグニティはテンペストのコストにするのも正直有りです。モンスターを1+でスリーバースト、2+でガンブラー(コラプワイバなら1枚)
タイタニックやサベージの代わりにガンブラーもアリです
記事で紹介する展開ですので、ぜひお時間あるならばお願いします。https://t.co/6UvwZvcb0N pic.twitter.com/S3onBvFQbR
対面次第では、サベージかタイタニックのどちらかは犠牲にしてガンブラーの4ハンデスを目指したり、初動に誘発を投げられて、その誘発を貫通した場合にもガンブラーを優先させたりもします。
罠系の対面だとハンデスが優先です。またこのカードも採用傾向にあるため、ハンデスは必須だと思っています。
そのため、サイドからの流行り具合や分布にもよりますが、6ハンデスの構築に戻すかもしれません。
まだ環境が始まったばかりなので、これから周りの様子で色々と展開ルートや構築を変えていきたいです。
5.応戦するG
マジでこのカード考えた奴う〇こ
ドラゴンリンクを見て、応戦するGをサイドに採用している人も増えてきているようで、このカードを見た構築が必要だと実感しています。
この記事を書いている現段階では、採用数が圧倒的なシェアを占めていないように見受けられます。
前期や、前々期のオルフェゴールのように、見たいならサイドにロンギヌスを必ず入れておくというところまで、応戦するGが採用されるのであれば、構築を応戦するGを見た内容に変える必要があると思います。
基本となる展開ルートはそのままにして、応戦するGを考えるのであれば理想はイヴ+ssモンスターの展開を利用した突破です。
この展開は、イヴでサーチしてきた星遺物の守護竜の発動を後回しにして、先にウーサを出してしまうというごく普通の考え方です。
そして、その展開を安定して行うためには、デストルドや、ss効果持ちモンスターの多採用を必要とします。
それに従い、継ぐものやデッキからssに繋がる魔法カードについても採用しないということも検討できると思っています。
ss効果持ちモンスターはまだまだ検討を続けていきますが、僕個人としては応戦するGが流行ってほしくないので、この検討を是非とも無駄にしてほしいです。
応戦するGを考慮した満足のいく構築が出来たらまた記事にするかレシピをあげようと思います。