アポロウーサ1ドロー展開と魔鍾洞対面における5枚マリガンについて
1. 初めに
最近メインの枚数を削減するためにどのギミックを削ろうかと考えていたんですが、その中で魔鍾洞対面におけるアポロウーサのあまりに役に立たなさを解消したいと思いました。
元々、魔鍾洞対面で用意しなければならない妨害はクリマクスとサベージです。
これらの2妨害は相手の強金もサーチカードもスルーして魔鍾洞本体の発動を止めることが必要です。
それを失念していて僕はこの前負けてしまったんですが...
その際、アポロウーサは何の役にも立たないです。せいぜい棒立ちしてる和ませ役にしかなってません。そのため、アポロウーサを採用しているのならせめて何かしら役に立たせるために1ドローの展開についてある程度纏めてきました。
2. 展開について
質問箱に頂いた質問にもありましたので、現段階の構築におけるアポロウーサによるマーメイドの1ドローの展開について軽く紹介します。
アポロウーサによるマーメイドの相互リンクを達成するためにはトロイメアフェニックスの横にウーサを立たせないといけません。
そのため、ジェネクスウンディーネやスクラップリサイクラーを引いているか、ソウルチャージというこの世で最も強いカードを引かないとなかなか行けなかったです。
まず一つ目に、メインにスクラップゴーレムのみを積んでいれば可能な展開です。
この展開にはジェネクスウンディーネが不要です。
(どうも携帯から見ると、最初の数秒だけは重たいみたいです。)
記事用①
— クルーシャ (@omnizone_omega) 2019年5月30日
リサイクラー+ライトステージ pic.twitter.com/TMPXBWBhMb
盤面:サベージ+3ウーサ+霧剣*2+バベルorクリマクス+1ドロー
墓地:オルフェゴールトロイメア+星杖+スケルツォン(ディンギルス)
ラスティの場所についてはバベルを貼るならラスティが左上、クリマクスなら右上でも構いませんが、 相手のデッキによって使い分けてください。
クリマクス使用後に右上にラスティを出していると、墓地のディンギルス蘇生の際にラスティの効果を起動できません。
サイド後はこの展開を通して、リソースを残しつつもドローをしてサイド後に入れた神や、バック割り、墓穴を引いて妨害数を増やします。
次にウンディーネ+ssモンスターの展開を紹介します。
リサイクラー+ライトステージよりパワーは劣りますが、墓地のリソースを除き、盤面は同じです。途中の展開の順序については覚えとかないと実践だとやらかしかねない細いルートになってしまったのが少し気がかりですが...
記事用②
— クルーシャ (@omnizone_omega) 2019年5月30日
ジェネクスウンディーネ+ssモンスター pic.twitter.com/aaw8D2ykyF
盤面:サベージ+3ウーサ+霧剣*2+バベルorクリマクス+1ドロー
墓地:スケルツォン(ディンギルス)
この二つの展開は、アポロウーサを過剰妨害として3や4と数えつつ、1ドローに変えると妨害を追加で持ってこれる可能性もあるのでかなり強めな印象を持っています。
モンスターを主体としないデッキに対してはバック割りを引きに行く方がよさそうです。
ちなみにリサイクラーとウンディーネを併用していて、リサイクラー+ssモンスターだと8,9妨害の展開が可能でした。この展開は最後の方でまた載せます。
3. 5枚マリガンについて
さて、ここまでの中で魔鍾洞に対してカードを引きに行った方が強いと言っているのに、結局1ドローをアポロウーサでやってる意味がないと思っている方も既にいらっしゃると思います。
僕も対面によってはアポロウーサを使わなくていいと思い、コイツに目を付けました。
皆さんもリンクモンスターで、魔鍾洞対面こちらの先攻の場合、少なからず最低限の役に立つモンスターがいるのを思い出しましたでしょうか。
一番使いたかったのはキュリオスグリフォン勅命なんですが、今回はexの枠がなく断念です。
つまりこういうことです。
4ウーサが出るなら、スカルデットでサイド後の対策カードを引きに行くために4ドローできることはイコールな上に、展開に意味を持たせるモンスターを使えます。
偶然にもリンクマーカーの向きもまったく同じです。
このスカルデットとマーメイドのドローを合わせて5枚デッキから覗いて魔鍾洞にたたきつけるしかないです。
引いて対策になるカードを色々と考えていたんですが、魔鍾洞の対策カードとして活躍しやすいのはマジックキャンセラーだと思っています。
他のカードは賄賂や身代わりの闇で防御されたりすることがありますが、マジックキャンセラーだけは相手の解答が召喚無効である神の宣告しかありません
先攻展開においては、スカルデットのss効果でそのまま手札から特殊召喚もできるので、比較的有用なカードです。ついでに精神操作などの捲りカードも対策してるので、この1枚でかなり勝ち易くなります。
また、このカードが場にいるなら魔鍾洞に対して必ずしもクリマクスとサベージを使わずともよくなるのが大きいです。キャンセラーが用意できるとバベルディンギルスも可能になるゆとりを持てるのも良いポイントです。
色々なデッキを見るならバック割りを増やした方がいいのでしょうが、長崎には魔鍾洞が多すぎますので、自分はマジックキャンセラー1押しです。
では最後に1ドロー+4マリガンの展開です。
リサイクラー+ウンディーネの併用したルートになります。
4マリガン=4ウーサなので、8,9妨害の展開でもあります。ルートは同じです。
記事用③
— クルーシャ (@omnizone_omega) 2019年5月30日
リサイクラー+ssモンスター pic.twitter.com/QlNrFFvx6q
リサイクラー+ssモンスターの展開なので結構手札要求値は高めになっていますが、山札から初手合わせて10枚覗けるのでかなり勝ちに近づくと思っています。
スカルデットを採用した魅力は、盤面としては妨害はないですが、相手のデッキに強いカードを探しに行けるという部分です。
今期どうしようもないほどのパワーカードは魔鍾洞しかないので、その対策としてスカルデットから5マリガンでバック対策のカードを引いて来るプランは有りだと思います。
スカルデットを出して、魔鍾洞の対策札を使って楽しい遊戯王をできるようにしましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ウンディーネに関しては以下の記事で紹介しているので、よろしければご覧ください、
ご質問がある方はぜひぜひリプしてください。歓迎しています。